PowerCMSの特徴と導入事例|日本製CMSが選ばれる理由
PowerCMSの概要と特徴
PowerCMSは、Movable Typeから派生した日本製のコンテンツ管理システム(CMS)です。高いカスタマイズ性やセキュリティ性能を備えており、主に企業サイトやイントラネットの構築で活躍しています。特に、静的パブリッシング(静的公開)や柔軟なコンテンツ管理機能が特徴です。
要件に合わせた高度なカスタマイズ性
- MTタグを使った柔軟なカスタマイズ
Movable TypeのMTタグを使用し、簡単な構築はもちろん、詳細なカスタマイズも実現できます。 - 柔軟なコンテンツ管理
・オブジェクトの自由なグループ化(例: 製品情報やニュース記事をカテゴリごとにまとめて管理するなど)
・ドラッグ&ドロップによる順序の変更
・カスタムオブジェクト、フィールド、フォーム機能 - ワークフロー機能
作成者、承認依頼者、公開担当者と情報の配属を分ける運用が可能。
高いセキュリティ性
PowerCMSは静的パブリッシング(静的公開)の機能を持っています。この機能により、サイトパフォーマンスを高めることができます。また、出力先サーバーとCMSサーバー、DBサーバーを分離することで、高いセキュリティを実現できます。
他のCMSとの違い
WordPressなどの他のCMSと比較した場合、PowerCMSは以下の点が異なります。
- 静的ファイルの生成
WordPressや他のCMSではページを動的に生成する仕組みが一般的ですが、PowerCMSはHTMLをあらかじめ生成して保存する方法を採用しており、静的サイトジェネレーターとしての特徴も兼ね備えています。この仕組みにより、ウェブサイトの通信速度が向上します。 - コードの安全性
WordPressのようなプラグインが原因のセキュリティ問題が少なく、CMS自体の安全性が高い点も魅力の一つです。 - ビジネス用途
PowerCMSは大規模なコーポレートサイトや小規模なイントラサイトまで柔軟な構築が可能です。また、有料製品として安定した動作を保証し、開発元のアルファサード社による、導入前後のサポートも手厚く提供されています。
PowerCMSの構築実績
PowerCMSは、これまで多くの企業や組織に適用されてきました。グッドビーでの主な実績には以下があります。
- 大手エネルギー企業のイントラサイト
PowerCMSに依存しない認証を組み合わせ、社内向けのサイトを構築。PowerCMSの承認フローを使い、情報をスムーズに公開できるシステムを構築しました。 - 大手製薬会社のコーポレートサイト
将来的にも増えていく製品情報を構造的に管理。CMSサーバーを分離することで高いセキュリティレベルを実現しています。 - 住宅設備の販促サイト
PowerCMSクラウドを採用し、ステージング環境も用意。季節ごとの大規模な更新作業にも対応しています。
グッドビーではPowerCMSだけでなくMovable Type、WordPress、オリジナルのCMS作成など、ご要望に合ったCMSの提案が可能です。また、サイトデザインからCMS構築、運用のサポートまで、お客さまのご要望に合わせて柔軟に対応いたします。お気軽にお問い合わせください。