MEMBERS WORKS
2025.09.25

メンター制度:教える側・教わる側の本音を聞いてみた!


T.M.
ソリューション技術部/部長

S.K.
フロントエンドクリエイション部/メンター

N.U.
コミュニケーションサービステクノロジー部/メンター

R.A.
ソリューション技術部/新卒

K.I.
ソリューション技術部/新卒

S.U.
情シスラボ/新卒

K.K.
コミュニケーションサービステクノロジー部/新卒


グッドビーでは、新卒新入社員の研修期間中に様々なサポートを担当するメンター制度を設けています。今日は、実際にメンターを担当したお二人と、新入社員の4名にお話を伺っていきたいと思います。では早速インタビューを始めます。
まず、メンターを務めてくれたお二人にお聞きしますが、なぜメンターに自分が選ばれたと思いますか?

難しいですけど、自分が新人の時にメンターの方がついてくれて、いろいろ助けられた過去がありました。そんな新人時代の経験があるからこそメンターとしてサポートできることもあるのではないか、と思っていただけたのかなと…

僕はメンター経験が過去にもあるので、それが第一の理由だったのかな、と思っています。

そうですね。やっぱりメンターって、技術力だけではなくて、心までケアすることが大切で、「人」をちゃんと見れる人ではないと任せられないと思っています。そして、なるべく若い世代、比較的年齢が近いという2人を選ばせていただきました。なので、そういったところで評価されているお二人なので自信を持ってもらえればと思います!
逆に新卒メンバーに質問ですが、このメンター制度でメンターがついてくれた率直な感想を教えてください。

自分の場合は研修をやっている中で、タスクがごちゃごちゃしてしまうことが結構あったのですが、そういう時にN.U.さんに相談して整理すると次の週のタスクが明確になって、進めやすかったことがありました。管理ツールを教えていただいたとかではなく、現状残っている課題を報告した上で、こう進めていった方がいいんじゃない?という提案をN.U.さんからいただくという流れでした。基本金曜日に相談に乗ってもらっていたので、整理整頓し、ある程度スッキリして、週末を迎えられました。

メンター制度期間中、僕が少し不安を感じたのは在宅勤務への切り替えの時でした。その時は正直に、不安ですというのをお話しさせていただきました。その時はただ漠然と「コミュニケーションが取れない不安」というのがありましたね。先輩が忙しいかな、と考えて遠慮し、聞きたいことが聞けなかったりする場面があるのではないかと思っていました。でも、分からないことがあったらすぐ直接連絡してきても大丈夫だよ、と困った際の選択肢を与えていただいた時は嬉しかったです。それで在宅勤務の期間も安心できるな、と感じました。

僕は実装で作業が詰まってしまうことが結構多かったのですが、メンターが一緒になって分からない部分を整理していただいて、とてもスムーズに作業を進められるようになりました。あの時はすごく助かりました。

僕は先輩の方から、「技術的な相談でも全然OKですよ」と事前に声をかけていただいたので、実装面で分からないことが多くても安心して相談できたのですごくありがたかったです。また、その時に自分の分からないことをメンターにどう伝えればいいかも分からず伝え方に苦戦しましたが、そういった慣れないことにもお付き合いいただいて、徐々に説明の仕方や、伝え方も教わることができました。その他メンタル面でも相談させてもらったりと、先輩の存在自体に感謝です(笑)

なるほど。技術的観点でも、メンタル面でも二人はサポートしてくれていたということですね。ありがとうございます。では、メンター側に質問です。実際の業務を抱えている中だったと思いますが、本業と並行してメンターを担う上で難しさを感じた点はありますか?

余裕でした。でもやっぱり時間が足りない、というのはありましたが、メンターの私以外にも他の若い子とも接して欲しかったので、その件なら〇〇さんに聞いてみるといいよ、という形で別のグッドビーメンバーに繋げてあげる工夫はしていましたね。

僕が感じた難しかったところは、自分がやるメインのタスクと、人をサポートするというのは、なかなかやることが違うので頭の切り替えが大変でした。やっぱり、メンターとしてのサポート側が疎かになってしまったかな?という場面もあり、新卒の子には大変な思いをさせてしまったかもしれませんが…。僕自身も成長できたと思っています。

実務を抱えているなりの苦労はあったかと思いますが、ちゃんと新卒メンバーのフォローアップをしてもらっていたのでよかったな、と感じました。ではメンターへの質問になりますが、面談の頻度や形式はどのように行っていましたか?

基本的に出社の時は対面で面談、在宅勤務の時はリモートで面談という形を週一で行っていました。大体金曜日を面談の日にしていましたね。後はスケジュールに合わせて臨機応変に面談の日程を決めていました。

僕は実務の合間の朝に面談をすることが多かったです。難しい場合は別の空いている時間を見つけて行う、という流れでした。週1回は面談をするルールでしたが、週一だとあまり悩みも増えていなかったり、業務の方を優先しなければならない場面もあったりしたので、面談を行わない週もありました。でも基本的には週に1度話す機会は設けていましたね。

なるほど。新卒メンバーは面談の頻度や形式は適切に感じていましたか?

僕は正直、それほど大きな悩みを抱えずにうまいこと進んで来れたので、形式に対して意見はないのですが、強いて言うならやっぱり入社してすぐは自分から聞きに行くことが難しかったので、初めの1ヶ月は面談の回数を増やす、といったような流れがあった方が、その後先輩に話しやすい環境が早く作れたのかな、とは思いました。

自分はやっぱり最低でも週一、それ以上あってもよかったかなとは思います。何もなくても話す機会はあった方がいいなと思いました。今振り返ってみると当時は悩みに感じていないことも少し時が経つと自分の中で結構大きな悩みになっていたりして、見えない悩みがあったんだなと感じることがありました。なので何もない時でも週1回は必ず面談できる環境があった方が、自分自身が気付いていないところに早く気付かせてくれるかもしれないな、と思いました。

僕はもう少し増やして欲しかったのが本音です。働き方などに対しての相談は週一くらいで問題なかったのですが、日々のタスクが心配だったので、朝会5分、夕会5分でもいいのでもう少し時間があったらすごく嬉しかったなと思います。

メンタル面とか働き方の面談は週一で良さそうですが、日々の業務を考えるともう少し時間はとった方がいいかもしれませんね。ありがとうございます。来年度より良いメンター制度を行えるよう参考にさせてもらいます。
次に、メンターの方に質問ですが、メンターをやってよかったなと思った瞬間はありましたか?

日々気付きはありましたね。それこそ新卒メンバーから日報が上がってきて、その返信をする時、指摘とかアドバイスを伝えるのですが、返信をしている時に、僕もこうするべきだな、と自分に言い聞かせているような場面もありました。客観視することができて、自分の改善しなければいけない部分も見えたので成長できたかなと思います。

僕も同意見です。もちろんアドバイスなどおくるのですが、自分自身これはできているのか?と考えさせられることもありました。なのでメンターをやって改めて気付けたことがすごく多かったですね。

なるほど。自分自身も振り返るきっかけになったということですね。毎日日報の返事は欠かさず行ってもらっていたので、頑張ってくれたなと思っています。
次は新卒メンバーに質問ですが、もしメンター制度がなかったらどうでしたか?メンター制度の重要性を伺いたいです。

もしメンター制度がなかったらきっと誰に話したらいいんだろう、となっていましたね。周りの人に聞くっていうのを実践するでしょうけど、誰に何を聞けばいいか分からず結局抱え込んで苦労する事になっていたと思います。なのでメンターがついてくれたのはすごく助かりました。

技術的な質問に関しては、先輩何人かに相談すれば結局は解決できたりするかもしれませんが、自分のプライベートというか、パーソナルな部分に感しては誰にでも相談できるわけではなかったので、「相談できる人がいる」というのはすごく安心感がありましたね。そういう意味では心身の健康を保てたのかなと思います。

では最後にメンターから新卒メンバーにメッセージやアドバイスをお願いします。

最初にメンターを任命されて皆さんと関わった時と比べたらすごく成長していると思います。僕も成長できたし、皆さんも成長できた期間だったと思うので、そこは自信を持ってとにかく積極的に業務に取り組んでいただけたらと思います。

R.A.さんは飄々としていて、1人でなんでもできてしまうのではないか、と思ってしまうくらい新卒には見えなかったですし、K.I.さんは悩みとか技術的な相談とか、ありがたいことにたくさんしてくれたので一番メンターとしてやりがいのある時間になりましたね。
そんなお二人なら活躍できると思うので見守りたいと思います。

メンター制度は、一方的に「教える」「教わる」ではなく、互いに学び合い成長する場だと言うことも分かりましたね。グッドビーは毎年メンター制度を用いて新卒メンバーのサポートをしていますし、「全社で育てる意識をもつ」を共通認識にしているので、来年度も新卒メンバーを支える重要な制度になれば良いなと思っております。ありがとうございました。

この記事を書いた人

コミュニケーションプランニング部

H.T.