毎日、毎日ミーティングって?グッドビーならではの毎日ミーティング「1日1回15分で気づきの場を作ろう」の会
グッドビーで行っている「毎日ミーティング」についてご紹介したいと思います。
毎日ミーティングとは、全社員、年齢も部署もバラバラの8人前後のチームを作って、毎日15分程度、ひとつのテーマで好きなことを話し合うミーティングです。チームは毎月変わります。
テーマは自由、15分で何か感じたり、気づきを促す会です。
もちろん、そこには上司も部下もいますが、ミーティングを「仕切る」のは必ずしも上司である必要はありません。
時にはミーティングのテーマに最も近い「部下」がまとめていくことも必要です。そうすることで「自主性」が身につき、なにより変に形式張らないことでチームのコミュニケーションもスムーズになります。
また、社内には技術部以外にもデザイン部やプランニング部、総務部もあるので、技術的な話題に限りません。
ニュースやネットの記事を見て気づいたこと、最近自分が気になったことなど、集まった社員によって個性の出るさまざまなテーマが話されています。
毎日ミーティングのテーマは、普通の雑談だけにならないように、なんらかの“気づき”がある内容を最大の目的に置いています。
仕事における“気づき”とは、日常の小さな発見や洞察力を指します。これは問題解決や業務改善につながる重要な要素です。
毎日ミーティングを始めたきっかけとしては、社内のコミュニケーション不足がありました。グッドビーは今ではひとつの拠点で仕事をしていますが、過去には本社と支社で拠点が別々だった時期があり、同じプロジェクト以外の社員とはあまり話す機会がないという状況が続いていました。
仕事で最も大切なのは、関わっている人が円滑にコミュニケーションをとることです。困りごとを相談したり、アイデアを募ったり、新しい手法を共有化したり。皆が意見を出し合える、サッと集合できる仕組みがあることが、品質の向上や仕事の効率化に繋がると考えました。そこで毎日ミーティングを企画しました。
業務の間に15分とはいえ貴重な時間を使わせてしまうので、最初はちゃんと続くか不安でしたが、すんなり受け入れられて、気づいたら3年も続いています。
毎日ミーティングで話した内容は、毎日slackに投稿することをお願いしているので、別チームがどんなテーマで話したのかも社員全員が知ることができます。
なので、ふとしたときに「あのテーマよかったね」なんて言われたりすると、次のテーマはもっといいものを考えるぞ、とモチベーションがあがったりもします。
せっかく3年も続いたので、さらなる高みを目指して、今年の4月からは少し形式も変更したりと試行錯誤を続けています。
毎日ミーティングはコミュニケーションの場としてだけでなく、発表の練習や意見を出す練習を兼ねることもできて、今ではなくてはならないものになったと思います。
毎日15分というのは、長いようで短く、意外と導入しやすいと思うので、もし自分の所属しているコミュニティでコミュニケーション不足を感じることがあれば、ぜひ取り入れてみてください!