MEMBERS WORKS
2025.01.31

初めてのプロジェクトリーダー

グッドビーに入社して3年、さまざまなプロジェクトに参画させていただき、キツいながらも大きな学びと成長の機会がありました。 そんなある日、上司から「プロジェクトリーダーを任せたい」と打診いただき、そのときは、これまでの努力が認められたという喜びと、会社の期待に応えたい!挑戦してみたい!という気持ちも強く、やる気に満ち溢れていました。
今までの業務において、リーダー的役割を担うことがなかったので不安な気持ちと戸惑いもありましたし、そもそもプロジェクトマネージャーとプロジェクトリーダーの違いすらあまり理解できていなかったので、まずは役割を理解するところから始めることにしました。

  • プロジェクトマネージャー:プロジェクト全体の管理を行い、プロジェクトの目的達成の責任を持つ
  • プロジェクトリーダー:チームの技術的な指導とタスクの進行管理を行い、実行面での成果を上げる責任を持つ

役割は理解できたのですが、このプロジェクトでは自分より経験豊富なメンバーが多かったため、自分がチームをまとめられるか、逆に足を引っ張ってしまうのではないかという不安がありました。
そして不安が的中し、実際にプロジェクトが始まると、さまざまな問題が発生することに…。

情報共有の問題

プロジェクトが進むにつれて忙しさが増し、情報共有が疎かになることがありました。
関わるメンバーも多かったため、情報の伝達がうまくいかず、プロジェクトがスムーズに進まない場面もありました。

リーダー業務と開発者の両立

自分はあくまでも技術者。今回のプロジェクトでは、プロジェクトリーダーとしての役割を果たす一方で、開発者としての作業も並行して行うことを志願し、これまでの経験を活かすということで開発作業を引き受けました。しかし、他のメンバーのサポートに精一杯で、自身の作業との両立は自分にとって難易度が高く、大慌て。

決断のプレッシャー

プロジェクトが円滑に進むように方向性を示すのがリーダーの役目です。しかし、経験が不足していたため、何が正解なのか分からず、決断を先延ばしにしてしまうこともありました。
小さな問題を挙げだすとキリがないほど、問題山積みの日々…。

でも、そんな中で自分を支えてくれたのは周りのメンバーでした。
経験豊富な先輩や周りの方々が、的確なアドバイスやサポートをしてくれました。
慌てず腰を据えて、努力するところは自分なりに最大限努力し、先輩にアドバイスを求めるところは迷わず相談することを心掛けるようにすると、プロジェクトが少しずつ回りはじめ、目の前が晴れていきました。

周囲の助けがなければ、間違いなくプロジェクトを乗り越えることはできなかったと思います。
プロジェクトリーダーの仕事は想像以上にやるべきことが多く、困難もありましたが、プロジェクトは大きな問題もなく無事完了しました。
もちろん反省点は山ほどあります。しかし、結果的には私の力不足がチーム一丸となって乗り越えられた理由になり、言葉では言い表せないほどの達成感を味わうことができました。
また、少なからず自身の成長を感じることもできました。プロジェクトの進行を大きく左右する決断をしたり、メンバーの状況を見て適切にタスクを割り振れるようになったりと、プロジェクトを通じて自分も少しは成長できたのではないかと思っています。振り返ると、最初は反省ばかりの毎日でしたが、少しずつ「プロジェクトリーダー」としての視点を持てるようになっていった気がします。

次なる目標としては、よりスムーズで計画的なプロジェクト進行と、メンバーの成長を意識したマネジメントを目指したいと考えています。その先には、プロジェクトマネージャーへのステップアップも視野に入れており、単にプロジェクトを管理するだけではなく、チームが最大限の力を発揮できる環境を整えていけるようになることが、今後の目標です。
改めて、今回のような貴重な経験をさせていただいたことに感謝するとともに、この経験を糧に、より成長し、新しいことを恐れずに挑戦を続けていきたいと思います。

この記事を書いた人

コミュニケーションサービステクノロジー部

N.U.